地方大学院性が2022年を振り返ります
こんにちは、地方大学院生です。
2022年も残り数時間となりましたので、2022年を振り返り、ブログにまとめようと思います
個人的な感想成分を多分に含んでいます。
1月
1月は、前大学での卒論を執筆しておりました。
クリスマスにGPUを回しまくって研究結果を出していたため、1月は卒論のアブストの執筆に専念することができました。卒論のアブスト提出が1月中旬だったため、1月上旬にアブスト用に研究結果をまとめ、背景から考察までを通してアブストというものを初めて書きました。
アブスト提出後は、卒論の執筆に取り掛かっていきました。
2月
2月中旬に、卒論の提出が差し迫っていたため。それまでは、指導教員の方に添削してもらいながら、卒論を執筆していました。
他研究室の学生と比べ、先生との卒論の添削ラリーが多めだったため、卒論の書き方を学べたような気がします(文構造から結果のまとめ方まで諸々)。
論文執筆後は、卒研発表のためのスライド作成や、発表練習をしていました。
敵対的生成ネットワークによるドライビングシミュレータの実装と、運転技能検査の観点からの評価指標についての考察について発表を行いました。発表はしっかり準備をして臨めたおかげで、楽しかった記憶があります。
発表後は、後継のために研究室のチームズにデータをまとめたりしていました。
Dockerのデータが吹き飛んだため、コードの類が全て吹き飛んだのが良い思い出。その時は、GitHubの使い方もわからなかったため何も残せなかった・・・。
3月
3月は主に引越し準備をしたり、友達と遊んだりご飯を食べに行ったりしていました。
大学の学位授与式にも参加し、その後の表彰式において、日本機械学会の畠山賞を受賞しました。4年間の頑張りが評価されたようで嬉しかったのを覚えています。
4月
4月からは富山大学大学院の生活が始まりました。
大学特有のシステムがあったり、講義室の場所がわからなかったり、慣れるまで大変でした。他大学へ院進学する人は、在学生の友達を作って、同じ講義をとることを強くお勧めします。
研究内容を決めあぐねているときに相談した先生が、指導教員としてみてくれることとなりました。この相談が、個人的に良い方向に進む分岐点だったと思います。樹状突起ニューロンモデルの研究に興味を持ち、現在もその研究を進めています。
この頃に、参加していた「世界モデルと知能」講座の最終課題がの締め切りがあり、初めてのチーム開発をAIプロジェクトで行いました。
提出した課題はこちら
5月
学校生活にも慣れ始め、学外以外の活動にも参加するようになりました。
新しく始めたことの一つが、アルバイトです。
家の近所のドコモショップにバイトさせてもらえるように頼み込むと、後日面接機会を設けてもらうことができ、雇用してもらうことになりました。
周りが社員の方だけで、アルバイトとしての雇用は私一人という環境でした。
学生だったため、ドコモの内部システムを使う権限は制限されており、スマサポ(購入したスマホの設定サポート)を担当することとなり、さまざまな機種の初期設定や引き継ぎ作業を経験しています(それから、めちゃくちゃ保護フィルムを綺麗に貼ることができます。ドームガラスも可)。
二つ目が、ハッカソンへの参加です。
同時期にSTECHという学生エンジニアコミュニティに参加し、そのコミュニティ経由で参加することとなりました。
始めてのハッカソンでしたが、チームメイトと協力し、オンラインでの交流でしたが、その時開発したアンドロイドARゲーム開発で優秀賞をいただくことができました。
開発したアンドロイドARゲームはこちら
6月
6月にはインターンに参加すべく、動き出していました。
サポーターズというエンジニア就活に特化した企業経由でさまざまな企業にエントリーしました。
その中でも、以前のハッカソンでアンドロイドアプリ開発が面白かったため、ドワンゴのインターンに応募し、後々そこで働くことになります。
他にもMIXIのみてねのインターンに応募したりしましたが、当時はkotlinがわからなさすぎて、事前課題で断念。今思うと、この時に動き出したのは良い決断だったと思う。
あとは、学校で研究したり、アルバイトをしたりしていました。
7月
7月には、ドワンゴから書類選考の結果が届き、web面接を受けることとなり、コーディング試験や面接などをオンライン形式で行いました。
この時のコーディング試験は、面接時に課題を口頭で伝えられ、それを10分ほどでライブコーディングするような感じでした。
他にも、NTTドコモのハッカソン型インターンへの申し込みをし、同月にその合格通知をいただいたりしていました。
8月
この頃から、夏休みに入り、会社説明会などに参加したり、他の企業のインターンへの応募のためにESを書いたりしていました。
他にも、ドワンゴからインターンの受け入れる旨の連絡をいただいたり、色んな意味でアツい8月となりました。
また、フラー株式会社のGOを使ったインターンの面接を受ける機会があり、エンジニ社員の方と話しましたが、その面接は不合格でした。
当時、GOを使ったことがない経験不足な状態であったことや、他大学からの院進学で、研究内容がまとまりきれておらず、そこが評価されにくかったのかと感じています。
逆に、ドワンゴのインターン面接時には、kotlinを触って個人で簡単なアプリ開発をしていたため、このような面接を受ける際には、事前に技術を触っている事が大事だと実感しました。
9月
9月には、NTTドコモのハッカソン型インターンにも参加しました。
チームでのwebアプリ開発やAWSを使う経験を通して、エンジニアとしてのレベルが上がったように感じます。
賞をいただくことはできませんでしたが、社員の方と話したり、他の参加者と交流し、連絡先を交換できたのは良かったなと思います。今でもたまに、ドコモのイベントがある時は、連絡を取ったりしています。
他にも、始めての国内での学会発表を行ったりしました。
周りのレベルが高く、初めての学会発表だったこともあり、激緊張していました。
ですが、最後の質問まで対応できた(?)ので良かったです。
10月
10月にはエムティーアイ株式会社のハッカソン型インターンに参加しました。
そこでは、ヘルスケア関連のwebアプリ開発を行い、見事優勝する事ができました。
開発したアプリはこちら
3連休を挟み10日間ほどのインターンで、前半はAWSやJavaScriptの研修を行い、後半にハッカソン形式の開発が行われました。
自分自身、ハッカソンに慣れてきていたこともあり、チームとの開発もスムーズにできたり、緊張しすぎずに開発に取り組む事ができたのが個人的に成長ポイントだったと思います。
11月
11月からは、本選考や会社説明会が始まる企業があり、それに参加しました。
就職活動感が出てきて、自分ももっと成長しないといけないなと思う事が多かったです。
特にwebテストの経験が浅く、webテストで弾かれた企業が1社あったため、入念に準備をしてwebテストに取り組むべきだったと反省しています。
12月
12月には、サポーターズ経由で申し込みをした、STORES株式会社の技術面談を行う機会がありました。
モバイルアプリ分野での応募をしていたため、その分野について聞かれた質問が多かったです。
面接を通して、まだまだAndroid技術の知見が少ないと実感したため、アーキテクチャや採用技術に関するインプットを増やして、うまく言語化する訓練をすることが現在の自分の課題です。
12月には他にも、ドコモやCyberAgentのESが通ったり、年明けから色々な面接が待ち構えているため、今後はその準備を進めていこうと思います。
2022年総括
2022年は自分にとってとても充実した1年となりました。
1年前の自分には、1年後の自分がAndroidアプリの開発をしているとは考えられなかっただろうと思います。
ここに書いた以外にも、趣味でマラソンをしたり、名古屋大学の学生さんが主催の輪読会に参加したり、さまざまなことに挑戦していた年となりました。
コロナで社会的情勢はあまり芳しくない状態が続いていますが、地方に住む学生としては、就活がオンラインで円滑に行うことができているため、その点に関しては嬉しく感じています。デジタル技術に感謝!
このままアクセルを踏み続けて、2023年も自分にとって成長できる1年にしていこうと思います。
ドワンゴのインターンについては、また別にまとめたものが上がる予定なので、興味がある方は楽しみにしていてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。